今年は、大津にも時々、雪が降りました。以前のように、雪だるまを作ったり、そりすべりをしたりできるほどには積もりませんでしたが、それでも雪景色を観るのは嬉しいものです。
私のふるさと、鳥取もよく雪が降ります。私の子どもの頃は、今よりもっと降っていたように思います。屋根の下は、屋根の雪が落ちてくるのでひさし近くまで積もっていました。近くのお寺が遊び場でした。ながーいすべり台を作ったり、カマクラの中でおやつを食べたり、雪合戦、炭で雪釣り、アイスキャンデー作り、雪に顔をうずめて型をとったり、ばたんと倒れこんで体の型を作ったり、みんなして大きな穴を掘って、筵を載せてさらに雪をかぶせて、落とし穴を作ったり……幼い頃は、なつかしい思い出ばかりの雪も、少し大きくなると、雪かき、屋根の雪下ろし、そして、ずぼっずぼっと雪に足をとられながら、庭を横切って蔵まで、お漬物を取りに行かされるのは苦痛でした。早く春にならないかなぁ、……そんな時、鳥取城跡に散歩によく行きました。
大手門から二の丸、それから天球丸、この辺りまで登るとほとんど足跡もなく、見たところ真っ白な雪。でも、ちろろろろ……とかすかな水の音がして、積もった雪の下を雪解けの水が流れて、……そんな春見つけが大好きでした。