御朱印帳を持って神社仏閣巡りをする女性が増えており、御朱印女子、御朱印ガールなる言葉もあるそうだ。そう言えばラケットボール仲間の女性も、最近友人の影響で西国三十三所詣でを始め御朱印を戴いているそうで、折々、詣でたお寺の写真やその近くの風景写真をエピソードと共にラインで送ってくれる。
御朱印と言えば、どこで得た知識かは記憶していないが「参拝者が写経をして、それをお寺に納めた証(あかし)としてお寺から授与される朱の印を押した書面」だということは知っている。ところがウィキペディアでは「朱印(しゅいん)は、主に日本の神社や寺院において、主に参拝者向けに押印される印章、およびその印影。敬称として御朱印(ごしゅいん)とも呼ばれる。‥‥‥現代では朱印は納経とかかわりなく参詣の証明となっている」と説明している。
神社の御朱印? 神社にお経を納めた証? 今まで「神社と御朱印」や「神社と納経」については考えたこともなかったが、「そう言えば友人が宮司として奉仕している神宮でも御朱印を授けていると言っていたなあ」と昔話を思い出した。
手元には決定版御朱印入門と愛蔵版御朱印巡礼(いずれも編者 淡交社編集局、発行所 淡交社)がある。そこには数多くの寺院や神社の御朱印が載せられており、その読み下しが付いている。そこに掲載されている御朱印には四国八十八ヶ所の第一番札所霊山寺、西国三十三所の第八番札所長谷寺などのお寺の御朱印だけでなく、伊勢神宮、熊野本宮大社、湊川神社などの神宮・神社のものもある。
寺院と納経は理解できるが、神社と納経については気になった。決定版御朱印入門では、八木 透氏が「御朱印とは、元は寺院で写経し、それを奉納した証として授与されるものであった。……やがて、社寺参詣が観光の旅と結びつき、一般参拝者が増加するようになると、御朱印本来の意味が、経を納めなくとも、単に参拝した証として御朱印が授与されるようになる。またこのような慣習が神社にも影響を与え、後の時代には、寺院と同様に神社でも御朱印を出すようになったものと考えられる」と書いているが「このような慣習が神社にも影響を与え」という説明では、まだ疑問が残る。
そこで、神社本庁が御朱印についてどのように説明しているかを、神社本庁のWEBで調べた。そこには