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 2023年2月28日、野洲市立図書館を訪問。館長、副館長のご説明をお聞きして館内を見学しました。
 そのあと、「楡の樹の会」の皆さんと懇談しました。
野洲市立図書館
野洲市立図書館
1.野洲図書館について、館長さんと副館長さんのご説明(概要)
 野洲図書館は、複合施設であった野洲活動支援センターが市民サービスセンター(北部合同庁舎内)に機能移転したのに伴い、2018年から単独館となりました。野洲市には中主分館もあります。
 館長、副館長以下、正規職員8名と、他の会計年度任用職員8名は全員が司書の有資格者です。
2.館内の見学
 閲覧室、資料室、事務室の見学をしました。
 館内は、児童書のコーナー、ヤングアダルトのコーナー、一般図書の順に広く見渡せ、大人の身長ほどの高さの書架なので本を探すのと、手に取るのが楽でした。
 図書館に入った正面に、2022年12月に実施されたアンケート結果が掲示されていて、図書館を利用しない方の意見が僅かだったのが残念ということでした。
 館の外に出て本を読めるように、テーブルと椅子が置かれています。
3.楡の樹の会の皆さんに、会の説明をお聞きし、懇談しました
 野洲市立図書館の建設について、住民の立場から参画するという願いで発足した会で、滋賀県に多くの図書館ができた頃だったので、各地の図書館を見学し、教えていただきました。
 行政と二人三脚でやろうとしたので、行政から忌避されるようなことはありませんでした。
 市民の声を届け、それを図書館が受けて、共により良い図書館をめざしているという活動をされていることがよく分かりました。
4.その他、質問についてお答えいただいたこと
(楡の樹の会の会長さんから)
 図書館について任意の団体が生まれる契機には、図書館行政との対立上やむを得ない事情というのもありますが、いずれは図書館と協調して、よい図書館にしていくために協力しあえる関係になっていくのがいいと思います。
(司書という資格を持った図書館の職員と、そうではない職員との違いについての質問に答えて館長から)
 司書の資格そのものはそんなに難しいものではありません。資格自体は比較的簡単に取れても、知識だけでなく現場で経験を積み重ねないと、本を選ぶことはできないのです。また、書庫に本がいっぱいになったときに、どれを残しどれを処分するかも同様です。
 図書館を利用する人たちがどういう情報を必要としているかを知らなければできないことなので、自分の考えで選書していていいのではないと考えています。
 私が着任してから1年は選書に関わらなかったのはそれが理由です。対象にしているのは単なる物ではなく本なのだからというのを大事にしています。
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